
書籍情報
給食業界の逆襲

書籍概要
赤ちゃんから高齢者まで365日「食のインフラ」を支える給食業。
重要な役割を担いながら、あまり知られていない、思うような評価を得られないという実情があります。しかし、給食業は「なくてはならない誇るべき」仕事。給食業に根付くイメージを変えたい!カッコ良い業界にしたい! 日本で唯一の給食業専門コンサルティングを務める著者の熱い想いが詰まった1冊。
「ゆりかご」から「墓場」まで、人の一生を支える給食
給食と言えば、多くの人が小学校・中学校で食べた「学校給食」を思い出します。
しかし、給食に触れる機会は、学生時代だけに限りません。赤ちゃんを預かる保育園にも給食があります。幼稚園にも給食があり、小学校・中学校を経て、高校や大学に入れば学食があります。社会に出れば社員食堂や弁当があり、介護施設でも当然食事をします。入院すれば病院食がありますし、高齢者宅に届く配食サービスもその一つ。最近は冷凍弁当や、温めるだけですぐに食べられる完全調理済みのお惣菜といった食品メーカー機能も担っています。いくつになっても、どんなシーンでも、人が存在する限りニーズが消えない業界であり、心から誇るべきとても凄い仕事です。
給食業界に、次世代のスーパースターを!
この本を出版する理由は「給食業界のスーパースターをつくりたい」から。
世の中には、それぞれの業界に必ずトップランナーと呼ばれる方がいます。「ファッション業界なら、あの人」「IT業界なら、あの人」というように、それぞれ業界を代表する存在がいて、その業界を牽引しながら、業界全体を盛り上げています。
しかし、給食業界にはそのような人物や企業が存在していることを認識されていません。だからこそ、スーパースターがいるんだと発信したい、そしてこれからもスーパースターをどんどん輩出させていきたいのです。
給食業界には、あなたの力が必要です!
この本により、給食業の認知度が高まり、給食業の価値を理解する人が増え、給食業界が慢性的に悩んできた課題・問題解決のきっかけになると信じています。
また、給食業界で働いていらっしゃらない方でも、
・食べることが好きな人
・給食に良い思い出がある人
・給食業界を盛り上げたいと思ってくれた人
一つでも当てはまる方がいたら、ぜひお読みください。
目次
第1章 学校給食だけじゃない。日本の食を支える「給食業界」
第2章 給食業界に追い風が吹く理由
第3章 給食業界に「スーパースター」をつくる
第4章 給食業界は、今こそ、価値ある産業へ!
トキツカゼ出版より
学校給食、社員食堂、病院食、介護施設の食事……
私たちは生涯にわたって「給食」に支えられています。
しかし、その大切な役割を担う給食業界は、まだ十分に知られておらず、正当な評価を受けていません。
本書では、日本で唯一の給食業専門コンサルタントである井上さんが、給食業の価値を再定義し、「なくてはならない誇るべき仕事」であることを熱く語ります。
「給食業界にスーパースターを!」を合言葉に、この業界をもっと魅力的に、もっとカッコよくしたい――そんな思いが詰まった一冊です。
このようなお悩みはありませんか?
・「給食=学校」のイメージしかなく、本当の可能性を知られていないことに歯がゆさを感じる
・自社の給食サービスに誇りはあるのに、それをどう発信していいか分からない
・給食業界にイノベーションやスターがいないと感じている
・給食業に関わる人材の高齢化や採用難に、将来の不安を感じている
・自分の仕事がどれだけ人の人生を支えているか、改めて実感したい
・社員食堂や配食サービスを通して社会貢献したいが、業界の壁を感じている
・飲食業と比較されがちで、給食業の価値が伝わらないと悩んでいる
・もっと若い世代に「給食業ってかっこいい!」と思ってもらいたい
・食や健康に関わる仕事がしたいが、どの道に進むべきか迷っている